変わらない日本 2018 5 6

 日本政府は、
「訪日外国人旅行者を2020年に4000万人にする」という目標を掲げています。
 これは、大きな目標としては正しいかもしれませんが、
現場を見ていない「机上の空論」かもしれません。
 たとえば、「JR御茶ノ水駅」を取り上げましょう。
私が高校生の時に上京した際に感じたことは、
「ホームが狭くて危険である」ということです。
これは、友達に話しても同じ意見でした。
 あれから数十年経過して、
今でも「御茶ノ水駅」のホームは、狭くて危険です。
つまり、狭くて危険な状態を数十年も放置しているということです。
 この駅の周辺には、昔から、
東京医科歯科大学病院、
順天堂大学病院
日本大学病院という巨大病院があり、
駅の利用者には、患者が多いでしょう。
 さらに、明治大学、中央大学、日本大学という大規模大学があり、
駿台予備学校という大きな予備校もあります。
 「外国人は、御茶ノ水なんか行かない」という意見があるでしょうが、
はたして、そうでしょうか。
 御茶ノ水は、楽器の街でもあります。
駅を降りて明治大学方面へ向かえば、すぐに楽器店が続きます。
 私は楽器を弾けませんが、
「ウクレレ」や「ギター」が初心者向けからプロ向けまでおいてあります。
 駅の方へ戻れば、
ニコライ堂(東京復活大聖堂協会)(キリスト教)、
湯島聖堂(儒教)、
湯島天神(日本神道)があり、
三つの宗教の雰囲気や建物を見ることができます。
 御茶ノ水には、外国人に魅力的なコンテンツがありますが、
駅としての収容能力が乏しいので、
外国人にアピールしていないのでしょうか。














































































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